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首都圏ゴルフ場ガイド

グリップの基礎知識

このページのコンテンツ
• はじめに
• ゴルファーとクラブの接点
• 握り方とグリップ・プレッシャー
• インターロック vs オーバーラップ
• ストロング vs ウィーク・グリップ
• ショートゲームのグリップ
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


ここで言う グリップとは クラブの握り方のことである。箸や筆など、どんな道具でも それを上手に使いこなすには、まず、その道具の正しい持ち方から学ぶ必要がある。ゴルフも然り。グリップの重要性については、簡単には語りつくせない微妙な側面があるが、ここでは その基本となる正しいグリップのツボと 代表的なグリップのスタイルなどについて、右の目次に沿って 解説する。

ゴルファーとクラブの接点


グリップゴルファーとクラブの「接点」となるグリップは 正しいゴルフ・スイングを行うための要である。どんなショットをするのか、その目的に応じて あるべきグリップの姿は異なるものだが、まずは 普通のフル・スイングをする時に どのようなグリップの選択肢があるのか、そして、パワーを効率良く伝えられるようにクラブを リリースしつつも それを上手くコントロールするには 何が重要なのかを理解する必要がある。

一方、パワー伝達の効率ではなく、より精度の高いタッチを出すことが重要な ターゲットまでの距離が短い 所謂 ショートゲームでは、フル・スイングのショットとは 少し異なったグリップを採用すべきだという考え方がある。パター以外のクラブの握り方は すべて一緒というゴルファーも少なくないだろうが、クラブフェース面を あまり変えずに ある意味 クラブの リリースを抑えて 飛距離が出過ぎないようにしつつも なるべく体の回転運動でボールを飛ばすことが容易にできるグリップがあるという考え方である。そうなると、グリップは 基本的に ロングゲーム(パワーゲーム)、ショートゲーム、パッティングで 三種三様のグリップをするのが理想と言うことになる。

握り方とグリップ・プレッシャー


まず、グリップの握り方と グリップ・プレッシャーというテーマについて、ロングゲーム用のグリップがどうあるべきかと言う観点から話を始めよう。パーム・グリップ (palm grip) と フィンガー・グリップ (finger grip) という概念があるが、前者は クラブの握りを深くして 掌にクラブが ピッタリ付くようなスタイルなのに対して、後者は クラブを浅く握って 掌にクラブが 殆ど付かないようにクラブを握るスタイルで、クラブを リリースしてパワーの伝達効率を高める必要がある 所謂 ロングゲームのグリップに適したものだ。

プレッシャー・ポイントロングゲームでは 特に、そのフィンガー・グリップでクラブを軽めに(小鳥を持つイメージに例えられる)握るべきだが、そのステップは(右利きの場合)右手が左手の上に来るように 左手・右手の順で握るのが 一般的で、左手のグリップは クラブが指の付け根に来るようにして 右図の様に 握るのが基本だ。前述もしたように、掌の方へあまりクラブが行かないように 少し浅めに握るのがポイントで、中指、薬指、小指 三本の指で やや軽めに握るイメージである。そうすることで クラブの感覚を失わずに クラブがコントロール出来るグリップになる。あまり深く握れば クラブの先、即ち、クラブヘッドの感覚がなくなり ヘッドを走らせることも出来なくなるし、その動きを 上手くコントロールすることも難しくなくなるだろう。一方、右手の握り方は 左手と大きく異ならないが、さらに浅めに 指の方でクラブを握るのがポイント。クラブは 中指と薬指 二本の指先で握るようにして、人差し指の第一関節と第二関節の間に収まるようにすれば良いだろう。左右 グリップのプレッシャー・ポイント(クラブを握った時に圧力のかかるポイント)は それぞれ 右上のイラストのようになる。

インターロック vs オーバーラップ・グリップ


以上のように、左右の手でクラブを握るのが基本だが、その左右の手をどのようにコネクトするかでグリップのスタイルは 以下の三種類に分類される。




(1) (2) (3)

つまり、(1) インターロック・グリップ、(2) オーバーラップ・グリップ、(3) テンフィンガー・グリップ(ベースボール・グリップとも言う)の三種類。(2) のオーバーラッピング・グリップが 最も ポピュラーなスタイルだが、(1) のインターロック・グリップの人も少なくない。(3) のテンフィンガー・グリップは少数派である。

ストロング vs ウィーク・グリップ


右手の親指と人差し指は 下のイラストのように 逆 V 字を形成するが、(A) のように その V が右肩を指すようであれば ストロング・グリップ、また (B) のように その V が顎(アゴ)を指せば ニュートラル・グリップ、そして (C) のように V が左肩を指すようであれば ウィーク・グリップと呼ぶ。


(A)

(B)

(C)

一般的に (A) のストロング・グリップは ボディーターンで打つ 比較的フラットなスイングに適していると言われ ドローやフック・ボールを打ち易いグリップであるに対し、(B) のニュートラルグリップは、どちらかと言えば、ややアップライトなスイングに向いている。また、(C) のウィーク・グリップは、フェードやスライス・ボールを打つのに適しているが、ショートゲームにも適したグリップとされている。例えば、タイガー・ウッズは アマチュア時代に かなりのストロング・グリップであったものを プロになった頃に ニュートラルに近いグリップに変えていて インターロック・グリップ でプレーをしている。ジャック・ニクラウスの真似をして インターロック・グリップになったということだ。

ショートゲームのグリップ


パターの握り方とグリップのスタイルについては、パターの打ち方のページで詳しくしているので、ここでは説明を省略するが、ショートゲームに適した(ロングゲームには不向きな)グリップについて以下に簡単に説明しておこう。

クラブを持って構えた時の腕と手、そして、グリップは 左右の手が一つになるように クラブを 比較的 浅めで軽めに握り、スイング時に 手首が スムースに動く蝶番(ちょうつがい)のような役割を果たして 始めて クラブヘッドは 正しいタイミングと軌道で 加速されるので、ボールを遠くに飛ばすことが出来ることになる。パワーの伝達に都合が良いのは ストロング・グリップである。

一方、ショートゲームでは、必要に応じて パワーを抑える必要がある。また、手首の動きを抑えて クラブのフェース面の向きをあまり変えずにスイングすることで、安定性を増して、ボールを 確り スウィート・スポットで捉え易くなるようなスイングが望まれる。そうした意味で、適度に ウィークなグリップが適していると言われている。そうしたややパーム・グリップ気味のウィーク・グリップは、その程度、そして、それをうまく生かすことの出来るスイングとの組み合わせ方など、色々と研究する必要があるから、本来は グリップの基礎でカバーするテーマではなく、上級者が研究すべきテーマであるが、参考まで。

いずれにしても、ボールが飛ばずにスライスしてしまう人は、このショートゲームに適しているグリップになっていないか チェックしてみる必要があるだろう。特に、左手が 茶碗を持つ時のように下から パーム・グリップ気味に クラブを極端なウィーク・グリップで握っているとしたら 左手で ディナー・ナイフを持つような握りのストロング・グリップに変えるべきである。ただし、インテンショナルにビッグ・スライスを打ちたい時などは、逆に、そうしたグリップをすれば良いことになる。

ベン・ホーガンの書クラブの握り方を変えることによって 蝶番の動きとクラブの挙動は 変化するが、そうした現象を上手く利用して、フル・スイングのショットでは ドローやフェードといった異なる弾道のボールを打ち分けることも可能になるし、ピッチ・ショットやチップ・ショットといった小技でも微妙な変化を付けることが出来るようにもなる理屈である。

良いゴルフ・スイングは きちっとしたグリップからと言われる。ベン・ホーガンの書 モダンゴルフ などでも グリップの説明にかなりの時間を割いているように 極めて重要なものだから ゴルフをこれから始めようと言う人は スイングの練習の前後に、このグリップの説明を何度も読み返してみると良いだろう。

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