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全米女子オープンのお話 - US Women Open Championship
2013年の全米女子オープン (U.S. Women's Open Championship) は ニューヨーク州のロングアイランドのほぼ東端に位置する サウスハンプトン (Southhampton) に 2006年に オープンしたばかりの セボナック・ゴルフクラブ (Sebonack Golf Club) に於いて 6/27 - 6/30 のスケジュールで行われる。

全米女子オープンともなると 当然 それをホストするのは難易度の高い 一流コースばかりであるが、そのコースとして 完成間もない セボナックが選ばれたということからも、このコースの質の高さが窺える。Golf Digest 誌 2013年 コース・ランキングでは 既に 全米 39位にランクされている。 トム・ドーク (Tom Doak) と ジャック・ニクラウス (Jack Nicklaus) が デザインした リンクス・コースであるが、2006年と言えば、リーマンショック前のアメリカのバブルが弾ける直前、不動産価格が ほぼピークに達していた頃のことである。そのタイミングで すぐ近くには 超名門のシネコック・ヒルズ (Shinnecock Hills) や ナショナル・ゴルフ・リンクス・オブ・アメリカ (National Golf Links of America) などがあるエリアに ニューヨークの富豪を ターゲットに造られた高級・プライベート・クラブが セボナック・ゴルフクラブである。 » Sebonack G.C. Website

競技の行方もさることながら、このコースが 競技会場として 日本でテレビ中継されるのはこれが初めてのことだから、近年 建造された 超リッチな ニューヨークのゴルフ・コースの一つが どんな コースなのかを見るのも 楽しみの一つと言えよう。なお、日本人選手は、有村智恵、上田桃子、上原彩子、佐伯三貴、宮里藍、宮里美香が参戦する。» 全米女子オープン・USGA 公式サイト

さて、ここで 全米女子オープンの ここ数年の優勝者を見てみよう。実は、下表からも分かるように、近年の全米女子オープンは 韓国選手の独壇場と言えるような状況なのだ。

2013年*

朴仁妃選手 (Inbee Park) 於 Sebonack Golf Club
2012年* チェ・ナヨン (Na Ya Choi) 於 Blackwolf Run G.C.

2011年*

リュー・ソヨン (So Yeon Ryu) 於 Broadmoor G.C.
2010年 ポーラ・クリーマー (Paula Creamer) 於 Oakmont C.C.
2009年* ジ・ユン・ヒ選手(Eun-Hee Ji) 於 Saucon Valley C.C.
2008年* 朴仁妃選手 (Inbee Park) 於 Interlachen C.C.
2007年 クリスティー・カー (Christy Kerr) 於 Pine Needles G.C.

ポーラ・クリーマーが優勝した 2010年の前年の 2009年には ジ・ユン・ヒが優勝し、2008年は 朴仁妃(パク・インビー)、当時 19歳が優勝している。朴仁妃は 1998年の朴・セリ、当時 20歳が全米女子オープンに優勝するのを見てゴルフを始めたそうだから、ゴルフ暦 10年足らずにして 女子ゴルフ界で最も権威のある全米オープンに優勝した訳だが、これで 同じ韓国人の朴・セリの持つ最年少優勝記録も破ることになった。2005年にも 韓国のバーディー・キム (Birdie Kim) が優勝しているが、韓国選手の全米女子オープン優勝は朴仁妃 (Inbee Park) の優勝で 7回目(6人)になる。まさに韓国旋風という状態だ。近年、アメリカ選手が優勝したのは 2007年の クリスティー・カーと 2010年の ポーラ・クリーマーだけである。

女子ゴルフのメージャー大会は 1)クラフト・ナビスコ 選手権(Kraft Nabisco Championship)、2) 全米女子プロ選手権(LPGA Championship presented by Wegmans)、3)全米女子オープン(U.S. Women's Open)、そして、4)リコー全英女子オープン (Richo Women's British Open) となっているが、2013年からは5) エビアン選手権 (Evian Championship) 旧・エビアン・マスターズが メジャーとなり(賛否両論あろうが)年 5回のメジャーが行われることになった。

トーナメントの歴史、名称(スポンサー名が付いていない)、賞金総額 (325万ドル) と どれを取っても 全米女子オープンは 最も権威のあるもので、ある意味(男子の場合は マスターズ、全英オープン、全米オープンの注目度は ほぼ同等だから)男子の全米オープン以上に 重要度が相対的に高い大会だとも言える。

歴史


それでも、全米女子オープンの歴史は 比較的浅い。1946年に第一回大会が開催されているが(於 Spokane Country Club)、競技は マッチプレーによるもので パティー・バーグ (Patty Berg) が予選を 72-73-145 というスコアで通過し、36ホールのマッチプレーで ベティー・ジェイムソン (Betty Jameson) を 5 and 4 で下して優勝した。

当初、全米女子オープンは Women's Professional Golfers Association (WPGA) という組織によって 第三回大会まで 開催されたが、その後 新しい組織である Ladies Professional Golf Association (LPGA) が結成され、その運営を行うようになった。そして、その四年後の 1953年には USGA の公式競技として、USGA に その運営が委ねられることになった。

全米オープンと全米女子アマチュアの第一回大会が行われた 1895年から数えて 58年後のことであったが、何と言っても、女子のプロゴルファーが生まれたのが 1938年で(当時の女子プロには Opal Hill、Helen Hicks などと言う選手が居た)女子プロゴルファーは 数えるほどしか居なかった訳だから、男子の全米オープンなどとは かなり違った歴史的背景があったのである。それでも、全米女子オープンは 世界で最も歴史のある プロもアマチュアも参加できる 女子ゴルフのオープン選手権なのだ。

全米女子オープンの歴史に残る選手には 4回の最多優勝記録を持つ Betsy Rawls (1951, 1953, 1957, 1960) や Mickey Wright (1958, 1959, 1961, 1964) が居る。一方、近年の優勝者では アニカ・ソレンスタム (Annika Sorenstam) の 優勝 3回 (1995, 1996, 2006) が最多で、さらに、2回優勝の選手に カーリーウェブ (Karrie Webb)、ジュリー・インクスター (Juli Inkster)、メグ・マロン (Meg Mallon)、ジョアン・カーナー (JoAnne Gunderson Carner) などがいる。

また、1987年の大会では、ローラ・デービス (英)、ジョアン・カーナー (米)、岡本綾子 (日)の 18ホールのプレーオフとなり、その結果、ローラ・デービスが優勝したが、その大会を記憶されている人も少なくないだろう。


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