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クロー グリップ - Claw Grip

このページのコンテンツ
• はじめに
• クロー グリップのバリエーション
• クローでプレーする PGA の選手
• クローのメリット・デメリット
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


クロークロー (Claw) とは鷹や鷲の鋭く曲がったカギ爪、また、蟹のはさみ などと言った意味のある言葉で、クロー グリップは利き腕の手を右の蟹のはさみのような形で使う ユニークなパッティング用のグリップの呼称である。ちょっと小太りで ちょび髭の小父さん クレッグ・スタドラー (Craig Stadler) が 2001年に最初に使い始めたと言われているグリップだ。左手は 普通のグリップと同じように握り、その下に来る右手が下から握らず、写真の蟹のはさみのように 手の甲を上にしてグリップするスタイルで 右手の握り方や指のポジションなどが異なる幾つものスタイルがある。

クロー グリップのバリエーション


クロー グリップと一言に言っても 様々なスタイルがあるが、代表的なものには 下の写真の (1) クリス・ディマルコのスタイル 、(2) 右手の指が伸びたような格好になるスタイルのマーク・カルカベキア式のカルク クロー (Calc claw) そして (3) マーク・オメーラ・スタイルの ソー グリップ (Saw Grip) と呼ばれるものなどがある。

(1) (2) (3)

どのスタイルも 右利きの人の左手、即ち、グリップ エンド側を持つ手は 上の写真のように 普通のグリップとほぼ同じである。ただし、写真のように 横からの握り、親指がグリップの上に載るように握る方法もあるが、手をグリップの下から親指がグリップの横につくように 所謂 パーム グリップで クラブを握る選手も居る。どちらが良いかは 個人の好みの問題だが パーム・グリップの方が ストローク時に その手首の動きが関与し難いという特徴があろう。

一方、下に来る右手が下から握らず 手の甲を上にして握り(添えて)、それを ピストンのように動かすのがクローの特徴だ。近年は (2) のカルク・クローに近いスタイル、即ち、利き腕側は 親指、人差し指、中指、三本がクラブに触れるスタイルの選手が多いようだが、それに薬指を加えた四本でクラブを握るスタイル、また、クラブに触れる指は 二本だけと言うスタイルの選手も居る。右手と左手のそれぞれの役割を決めたで、どんな形で利き腕の手がクラブに接するべきかを決めると良いだろう。

クローでプレーする PGA の選手


少し古い話になったが、2005年のマスターズで タイガー・ウッズとプレーオフの結果 敗れたものの準優勝したクリス・ディマルコが これをやっていた。当時は極めて斬新だった このクロー グリップが その活躍で一気に注目を集め、それ以降、一般のゴルファーにも 真似をする人が増えていったという経緯がある。比較的早くから クロー グリップでプレーをしている選手には 上述のマーク・カルカベキア (Mark Calcavecchia)、クレッグ・スタドラー (Craig Stadler)、マスターズ チャンピオンの マーク・オメーラ (Mark O'Meara) などが居る。

気が付いている人が少なくないと思うが、最近では アメリカ (PGA) ツアーでも かなりのプロに このグリップが 採用されるようになっている。特に、アンカーリングが禁止されて以降は 一段と クロー・スタイルの人が多くなったようだ。下の動画はフィル・ミケルソンによるクロー グリップの(英語)説明である。


クローのメリット・デメリット


クロー グリップは ボールを目標に向かって まっすぐ出すのに優れたパットで コンベンショナルなパッティング グリップで問題になる 右手首の動きが原因で出る 押し出しや ヒッカケが 出難いというのが メリットだ。 ただし、肩の動かし方や左手の動かし方、そして、右手の使い方でも 数種類のパターンがあり、一言に クロー グリップと言っても 様々なボールの打ち方がある。

いずれにしても(右利きの場合)まずは 左手主導でクラブを引くのか、右手主導でクラブを押すのか。その点について、頭を整理する必要がある。左サイドで パターを引いた方が 手首の動きを排除し易く 腕とクラブの一体感が生まれるので、そうした打ち方をパットの方向性の観点からは好む人は多いが、右手をより関与させた方が距離感が出易いと感じる人も少なからず居るはずで、どのような選択をするかは それぞれの好みの問題だと言えよう。

個人差もあるだろうが、一般論として、クローのデメリットは ロングパットの距離感、特に遅いグリーンでの距離感かも知れない。ロングパットは 肩でストロークするという基本に忠実にストロークをすれば 然程 問題ないのだろうが、打つ瞬間の微調整のようなことは 少しやり難く、それが メリットにも デメリットにもなっていると言えるだろう。しかし、ショート パットが 苦手な人は 一度 試してみる価値のある パティング スタイルだろう。

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