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パットの理論 (1)

パットが何故入らないのか。今更、ボールのスピードと方向性が 結果を左右するなどと説明する必要もないのだろうが、何故 狙った方向にボールが転がらないのか と言うことを 良く理解していない人が 多いようだ。

真っ直ぐなラインのパットを打った時にボールが狙った方向に転がらない理由は 二つある。一つは パターの軌道、そして、もう一つは フェースの向きである。また、思ったようなスピードでボールを転がせない理由も 二つある。一つは、スイングのスピード、そして、もう一つは クラブフェースのどこ(芯)でボールを捕らえているかと言うこと。この両方が 正しい動きをすれば、ほぼボールは 狙い通りに転がるはずである。

さて、そこで 最初の大きな疑問に直面することになりる。即ち、パターは 真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出さなければならないのか、ということである。通常、長いパットでは パターを大きく振らなければならないので 体を中心とする回転運動が より大きく関与し、その結果、パターは 円運動のような動きをするのが一般的である。 また、ツアープロの中にも カット打ちの(アウトサイドイン)軌道でパットをするような選手もいる。

まず初めに フェースがターゲットを向いているのに パターの軌道が 真っ直ぐでない場合に どのような現象が起きるのかということを考えてみよう。ショートゲームのコーチとしてアメリカでは第一人者のデーブ・ペレツによれば パターが下図の B - B' の線上をカット打ちのように動いた時、ボールは ターゲット A の方には 転がらないが、B にも転がらないと言う。ここでの設定は、ストロークを通じて あくまでもフェース面は A - A' に対して直角、即ち、ターゲット A を 向いているという設定であることに 注目して下さい。


ここで、play のボタンをクリックして下さい。ボールは アニメーションのように ターゲット A には転がらないが B にも転がって行かないのである。A - B の距離の 17% 分だけ B の方に転がると言うのが原則なのだ。このような 極端なカット打ちでターゲットラインから大きく外れたストロークをしても ターゲットからのズレは 比較的小さなものになるというところが 味噌である。つまり、パターの軌道は 多少真っ直ぐに動いていなくとも フェースの向きが スクウェアーになっていれば ボールはターゲットから大きく外れることはない と言うことだ。言い換えれば、真っ直ぐのパットを外すほとんどの理由は フェース面が ターゲットを向いていない状態でボールを打っているからだと言え、パターを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出せば真っ直ぐに転がると考えている人は ちょっと考え方を 変える必要がある訳である。(この続きは パットの理論 2 で 説明)

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