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アプローチで失敗しないために


アプローチ・ダイアグラムアプローチで失敗してしまう理由は ショットの技術と エクセキューション (execution) の問題だが、加えて、それ以前の自信のなさや不安感に問題があることも多い。右のダイアグラムはその関係を説明するものである。特に、問題視すべきは、失敗するのではないかという心配によって練習通りに体が動かないために犯すミスである。

とは言え、アプローチ・ショットの技術の習得が 不安解消には不可欠で、少なくとも 練習でのショットの成功率が高くなるような研究と練習、また、大きなミスが起きる確率が極めて低くなるような技を身に付けることが先決で、そのための努力をすべきである。当然のことだが、練習で上手くボールが打てるようになれば、不安は自然と解消されて行くもので アプローチでの打ち損じは激減するはずだ。

しかし、アプローチ・ショットで失敗しないためには、ショットの技術を身に付けるだけでは十分とは言えない。ショットの選択で過ちを犯さないと言うことも重要な要因の一つである。ボールがどのように転がるかをより正確に予測し、理に適った リスク・マネジメントが出来るような知識を身に付け、そうしたことが 確り実行できる集中力を維持しながらプレー出来る、言ってみれば、アプローチの総合力を アップする必要がある。(詳細後述)

アプローチ・ショットの基本


アプローチ・ショット30ヤード以上のショットは ウェッジのコントロール・ショットで 80ヤードくらい飛ぶショットのスイングを小さく そして ソフトに打つ感覚で対応できるものだが、それより 距離の短い ピッチ・ショットやチップ・ショットは ウェッジのコントロール・ショットとは違うし、パットとも違う、ある意味 異なるジャンルのショットで、そのショットのメカニズムを 確り理解した上で練習し、技を身に付けることが望まれる。

ゴルフのショットは良く 出来る限り大きな筋肉でボールを飛ばすようにした方が良いと言われるが、それは アプローチ・ショットにも言えることだ。そして、その基本に忠実にボールを打つためには、まず、体の回転とバランス、そして、腕と手の役割についての理解を深めることがポイントである。

コントロールするもの 役割
(1) 体の回転とバランス ボールを 必要な距離 飛ばすための原動力
(2) 腕と手 ボールを クリーンに 確り打つための調整機能

良く、アプローチ・ショットは脇を締めて腕と手を固めて体の回転だけで打てば成功率が高くなると言う解説を目にするが、上の (1) を 実行するためには的を射たものである。しかし、ツアー・プロのアプローチを見れば分かるように、そうした打ち方をしているプロは居ない。つまり、前述の解説には (2) のポイントが欠如しているのである。殆どのツアー・プロは 腕と手を 柔らかく使い、バック・スイングで(特殊なケースを除き)コックを入れて打つスタイルでショットをしているのだ。

さて、そこで もう一度 上のテーブルを見て欲しい。特に、腕と手の役割である。多くのアマチュア・ゴルファーは腕と手でボールを飛ばそうとしてしまうのである。ボールを飛ばすのは (1) の体の回転で、(2) の腕と手には ボールを クリーンに確り打つための調整機能だけの役割を担わせることが大切なのだ。その役割分担の見地から、腕と手を どのように柔らかく使えば良いのかを 研究すれば アプローチの実力は格段にアップするはずである。

腕と手の動きが ハエ叩きのような形で ボールを打つ時に止まって手首を返すような動きをしてしまう人が居るが、それは、当に (2) に (1) の役割をさせているから起こり得ることなのである。腕と手はボールを打つ時に 体の前を 体の回転と一緒に動き続けなければ (1) と (2) の役割分担は上手く出来て居ないことになるだろう。

アプローチ・ショットはテイクバックに入る時に体の一部(例えば、腕)から動かすのではなく、肩、腕、手(コックを入れる動作を含め)、クラブなど、ほとんど全てを 同時に始動させるのが良いとされている。指や手は、所謂、デッド・ハンドの状態を保つこと、そして、コックはテイクバックに入ると同時にスタートさせ、バック・スイングを通じて徐々に完了させるべきだ。そして、スイングを通じて全ての動きを シンクロナイズさせることがポイントである。

以上に配慮して 自分のアプローチ・ショットの打ち方を もう一度見直すことで、アプローチで失敗することが多かった人も(自信を付けることが出来れば 特に)ボールの打ち損じの問題は劇的に改善するだろう。上述の観点から色々と研究して下さい。» アプローチ・ショットの基本(更に 詳細に興味のある方は、こちらも どうぞ。)

ショットの選択を誤るな(予測とリスク・マネジメント)


ゴルフのラウンドでは ボールがどのように転がるかという予測を 常時 行う必要があるが、特に、アプローチ・ショットでは、そのプロセスが不可欠である。アプローチ・ショットが上手く寄らない理由が ミスヒット(ダフリやトップなど)ということもあるが、上手く打ったにも拘らず 予想通りボールが転がらずに寄らないということもあるから、高い確率でボールの転がりを正しく予測出来るような能力を身につけることも大切だ。

アプローチ・ショットでボールの転がりを予測する時は、パット同様、ボールの転がるラインを読む必要があるが、さらに、自分のボールのライの状況やボールの落とし所とそこにボールが落ちた時のボールのリアクションなども考慮する必要がある。何通りかのシナリオが考えられることは良くあることだが、ライの悪い時は どのようにボールが飛び出るかが予測し難くなるから、通常のケース以上に色々な状況を考える必要が出てくる訳だ。

予測の難しい状況に置かれた時は、様々なケースを考えて、成功によるゲインと失敗によるロス(共に、ストローク数)がどうなるか、そして、起こり得ると思われる事象の可能性 (probability) などを考慮してショット・セレクションを行うことになる。ある意味、ゴルフで最も集中する必要のある瞬間であり、頭を使う必要のある瞬間でもある。グリーンの状況などを良く観察し、細心の注意を払って起こり得るケースの予測を行い、その上で、どのようなショットがベストかという確率論的な判断を(通常は 無意識の内に)下すことになる。

そして、そうした意味で正しい判断をするためには、パットの距離とパットの入る確率、ファーストパットの距離とスリーパットをする確率の関係などといったことについても 正しい認識を持つ必要があることに注目して欲しい。もう少し分かり易く言うと、例えば、1m と 3m のパットの違い、そして、5m と 10m のパットの違いが(スコア・メイキングと言う意味で)何かという 確率論的な正しい認識がなされていなければ、間違った判断を下しやすいということである。» 詳細

一方、ラウンド中に案外良く起きることは、ボールの転がりを正しく予測したにも係わらず、ちょっとしたミスヒットをしたことで、予測に反し、ボールがターゲットからは かけ離れたところに転がってしまうケースがある。そして、そうしたミスは スコアに大きく影響することになり兼ねないから、そうした対策の良し悪しも 問われる訳だ。つまり、ボールの転がり方を予測する時は、それぞれの選択肢について、起きそうなミス・ヒットをした時の結果も含めた何通りもの予測をすることが望まれる訳で、その上で 総合的に最も有利なショットを選択することが得策と言うことになる。

しかし、多くのアマチュア・プレーヤーは 上手くボールが打てた時のシナリオしか考えていないようなケースや ミス・ショットの心配だけが先走って 正しい判断が出来ていない と思われることが 目に付く。そうしたことは 初心者であればあるほど 顕著になるが、上級者でも リスクを過小評価したり、イマジネーションが欠如しているために 最も有利と思われる選択をしていないことが少なくないのが現実である。

アプローチ・ショットでは ボールの転がりが予測し易い場所にボールを落とすことが原則で、そうした観点からは、グリーンにボールを落とすことをまず始めに考えるべきであるが、そのようなショットをした時に、距離感が少しでも狂うとボールの転がり方が大きく予測と異なるような場合は、そうしたショットが必ずしも最も有利なショットとは言えないこともある。従って、アプローチ・ショットを打つ前には 高く上げるボール、低く転がすボール、そして、その中間くらいのショットと大きく三種類のショットの理想のショットと起こり易いミス・ショットのケースの予測を行う癖をつけることが望ましい。そして、ボールの所へは、3本のクラブ(例えば、サンド、ピッチング、8番アイアンのセット)とパターを常に持っていく癖をつけると良いだろう。クラブを持ってアドレスをしてみるとイメージがより鮮明になることもあるから 必要に応じて そうしたプロセスを踏んでみるのも良いだろう。

カラーからのショットなど、ボールがグリーンに乗るまでの距離が 短いアプローチでは、パターを使うショットが最も安全で確実性の高いショットである。極端に距離の長いショットは別にしても、パターで届く距離のショットで距離のコントロールができる場合は パターで打つべきで、普段から 長い距離のパットの打ち方は 良く 練習しておくべきである。 » ロングパット攻略法

それでも、パターでのショットでは距離を上手くコントロールが出来ないと判断した時は、チップ・ショット(場合によっては ピッチ・ショット)を打つことになるが、そうしたショットを上手く打つためには アプローチ・ショットのテクニックを身に付けること、そして、ボールの転がり方を正しく予測する能力を身につけることが要求される。加えて、チップ・ショットやピッチ・ショットを打つ場合は そのライの状態(傾斜や芝の状態)を判断して、どのようなショットを選択すべきかを決めることのできる能力も必要になる。

アプローチでは まず どのようにボールを転がしてピンに寄せるのかというイメージを作る訳だが、そのプロセスで注意しなければならないのが、1) ボールのある場所のライの状態、2) ショットの落下地点のグリーンの状態(場合によっては、カラーやラフのライの状態)、そして、3) 想像されるグリーンでのボールの転がり(そのスピードとライン)である。

ボールの状態を見て、クリーンに打つことが出来るか、ボールを上げ易いライか などと言ったことを考えて、ショットのイメージを作る訳だが、この時に、良く考えて欲しいのが芝目を含めたライの状態である。逆目と順目では、クラブの抜け方が大きく異なるので、ボールのコントロール性も異なってくる。グリーンの手前でワンクッションさせる場合なども ボールが落ちる地点の芝目の状態がボールのクッションの仕方に大きく影響することを知っておこう。アプローチの練習場があるコースでは そうした観点からグリーンの手前でワン・クッションさせるアプローチ・ショットの練習もしておくと良いだろう。 » 芝目のお話

いずれにしても、高い もしくは バックスピンの沢山かかったボールは、ボールの転がりに影響を及ぼす(重要な)要素が多くなるので ボールの転がり方を正確に予測することが難しくなるということ、そして、打ち方が微妙で難しくなるばかりでなく、意図した打ち方通りに打てなかった時のダメージが大きくなってしまうショットであることを良く認識して ショット・セレクションをして欲しい。

アプローチ・ショットでは、以上の説明からも分かるように、どのようなショットを選択すべきかの判断、即ち、ショット・セレクションが極めて重要であるが、ショットのイメージを確り作って、それに合ったクラブを選択し、イメージに合わせて 2-3 度素振りをしてから アドレスに入ってショットを打つという、自分のプリショット・ルーティーンを確立することも心掛けたいものだ。正しいイメージ作りをしないままショットをしても、決して良い結果は生まれないものである。

つまり、正しいアプローチ・ショットの打ち方に対する理解を深め、賢いコース・マネジメントに基づいた、イメージ作りとショット・セレクション、そして、確りとした プリショットルーティーンのステップを踏むことによって、アプローチを打つ時の心理状態も大きく改善されるはずで、技術面と心理面の両方に自信を持つことが出来れば、アプローチ・ショットでの失敗は激減するはずだ。

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