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ラウンド中の練習器具の使用|ルール解説

Introduction

スイング練習器具と呼ばれるものには 様々なものがあるが 普段から そうしたものを練習場などで良く使用している人は 少なくないだろう。人によっては そうした練習器具を 常時 キャディバッグに入れているようだが 公式競技のラウンド中に それで素振りをすれば ゴルフ規則 4「プレーヤーの用具」の規定に則り罰則(1回目は 2打罰、2回目は 失格)が課されてしまう。一方、規則 4.1b では 15本以上のクラブを持ってラウンドすることや不適合なクラブの使用を禁止しているが、不適合なクラブの携帯に係わる規則は 2019年のルール改定で一部変更されたので そうしたものは 携帯しても使用しなければ 違反ではないと変更された。それ以前は 使用しなくとも不適合なクラブ(練習用具には 不適合なクラブとみなされるものもある)をバッグに入れてプレーをすればルール違反で失格と厳しいルールがあった。

練習器具の使用禁止

ルールブックの規則 4.3a (6) には 次のような記述がある。「いかなる種類のゴルフトレーニング補助器具、スイング補助器具(例えば、アラインメント棒、加重ヘッドカバー、ドーナツ型重り)、不適合クラブで練習スイングを行ってはならない。また、これらの器具を、プレーヤーがストロークのための準備やストロークを行うときにプレー ヤーを支援することにより潜在的な利益を生じさせる別の方法で使用してはならない(例えば、スイングプレーン、グリップ、アラインメント、球の位置、姿勢の支援)。」つまり、以上のような練習器具を正規のラウンド中に使用すれば、1回目は 2打罰、2回目には 失格になる訳だ。

練習器具はバッグに入れない

ゴルフ練習器具一方、練習に使わなければ 練習器具は 原則 携帯しても構わないが、シャフトとクラブヘッドから構成されるものは クラブと見なされる可能性が高いから要注意である。適合、不適合にかかわらずクラブとみなされれば 携帯したクラブの一本に数えられてしまうから 結果的に 15本以上のクラブを携帯したことによる罰が課される可能性がある。結果として、ルール上 15本以上のクラブを携帯していたことになった場合は 気づいた時点で その事実を宣言し 使わないクラブとして携帯した練習器具を宣言する必要がある。ストロークプレーであれば 1ホール目で発見した場合は 2打罰、2ホール目か それ以降で発見した場合は 4打罰となり、罰則は 1ラウンドにつき 最高 4打までと定められている。一方、マッチプレーの場合は 違反が発見されたホールを終えた時点でのマッチの状態を 違反があった各ホールについて 1ホールずつ差し引いて調整し、差し引くのは 1ラウンドにつき最高 2ホールまでだ。

要するに、練習器具は 使用せずにバッグに入れて持ち運んでいるだけでは 規則違反にはならないものもあるが 練習器具でもクラブとみなされる形状のもの 即ち クラブヘッドとシャフトから構成されるものを持ち運んだ場合は クラブの 1本としてカウントされる。但し、それが違反クラブであった場合には 旧規則では 競技失格になったが 現在のルールでは 前述のような罰則が適用されるだけになった。なお、例えば、1番ホールと 10番ホールのティイング グラウンドに 練習器具が置いてあるゴルフ場で ハーフのターンの時に その練習器具で素振りをした場合や 前の組を待っている時に クラブヘッドに(例えば、ドーナツ型の)ウエイトを装着して 素振りをした場合などでも前述のペナルティーが課されるることになる。

いずれにしても、練習器具をキャディバッグに入れているということは クラブと見なされないものでも ラウンド中につい使ってしまうということが起きかねない訳だから、競技ゴルフをする人は そうしたものをキャディーバッグには入れないことが一番であろう。

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