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スティンガー・ショット

ご存知のように スティンガー (Stinger) は タイガー・ウッズの十八番とも言えるショットで(他のクラブで打つこともあるが)通常は スプーンや ロング・アイアンで打つ 低く ミサイルのように飛んでいく ショットの総称である。(下の動画参照)低空を飛んで 敵を攻撃する携帯式防空ミサイルの名にあやかったものだが 距離を出せるコントロール・ショットで タイガーは フェアウェイをキープすることが重要なホールのティー・ショットに多用している。風に強いコントロール・ショットと言うことだけでなく 距離を出すことも出来るから利用価値の高いショットだが、特に、曲げたくないショットでは そのショットの弾道のイメージが安心感を与えてくれる というメリットがあるのも特徴の一つだと言えよう。ボールが落下してから転がって距離が出るので ダウンヒルの硬いフェアウェイでは 特に その特徴が生かせるはずだ。


スティンガーの打ち方は アドレスで 少し(最大 10センチ程度)スタンスのセンター寄りに ボールを置くか 左足に対するボールの位置は普通通りで スタンスを狭くするかして 多少 ハンド・ファーストに構えて 左腕とシャフトがほぼ直線になって 腕が "y" の形になるようにセットアップする。そこから、バック・スイングは 通常のフル・スイングのように肩を確り回転させるが、腕の振りは抑えて コンパクトになるよう(但し、インサイドには引かないよう)にし、スイングを通じて、この y の形がキープされるようにボールを打つのがコツである。

腕の動かし方この時、オン・プレーン (on-plane) スイングを 心掛けると同時に 左の手首を 固めて 手の甲が インパクトではターゲットの方を 指すよう(右図 4)スイングすること。さらに、フォロースルーにかけては 左手の甲と肘が地面を指すようにして(右図 5 - 6)腕の振り幅を狭くして、低いフィニッシュを 心掛けよう。要するに、クラブを 完全にリリースさせないまま(腕の振り幅を小さくして)フォロースルーに入るような打ち方になると言うことだが、腕の力やリストのリリースではなく、ボディー ターンでボールを飛ばすイメージで ボールを打つショットである。腕を低い位置で止める、所謂、アブリビエイテッド (abbreviated) フィニッシュの形になる訳だ。腕の振りはゆっくり、体の回転は早く、と言う組み合わせである。

スティンガー・ショットの練習ドリルとしては、5番アイアンで 100ヤードくらいのショットをし、そこから徐々に距離を伸ばすショットを打ち、上述のスティンガー独特な腕の振り方、フォロースルーからフィニッシュの取り方、ボディー ターンの仕方などを 学習してみて欲しい。それが上手く出来るようになったら、そのイメージで 3番アイアンやスプーンなどで スティンガー・ショットを打ってみよう。スティンガーは 体の回転だけで打つイメージのショットだから これを練習することで ゴルフ・スイングの正しいボディー ターンに対する理解が深まる可能性も高いと言えるから そうした観点からも 一度 ジックリ 研究して欲しいショットである。

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