コンテンツ目次

STAY BEHIND THE BALL という格言

このページのコンテンツ
• はじめに
• Little Red Book
• 体重移動
• 軸がブレない回転
• 背骨を右に傾け過ぎるな
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


stay behind the ball何処かで聞いたことがあるだろうか。有名なゴルフの格言 "Stay Behind the Ball" 即ち ボールの後ろに留まれ と言うことだが、さて、どう言うことだろう。ここでは この格言が意味するところを紐解いて行こう。

Little Red Book


Little Red Bookあの有名な ハービー・ぺニック (Harvey Penick) の ゴルフ教本 Little Red Book"Stay Behind the Ball" という 格言について書いており そこには 次のような箇所がある。

TRY TO SHOW me a champion who does't move his head during his golf swing. You can't do it. Sam Snead comes as close as anyone ever has, but he moves it, too. However, all these great players move their head slightly backward before and during impact -- never forward.

ザーッ と翻訳すると「頭を動かさずに スイングするチャンピオンが居たら教えて欲しい。まあ、無理だろうが。サム・スニードが 誰よりも それに 近い ゴルフ スイングをするが 彼ですら 頭は 動く。とにかく 偉大なプレーヤーは 皆 その頭が インパクトの前から 瞬間にかけて 少し後ろに動く - ただ 前に動くことは 絶対にない。」という内容である。

体重移動


バック スイングの時に 体重を後ろ足 つまり 右利きの人の右足に乗せて それを インパクトの時に 左足の方に移動させてボールを打とうと思えば 頭は バック スイングの時に 右に動いて フォワード スイングから インパクト そして フィニッシュにかけて 左の方に動く と言うことになり兼ねない。ある意味、体重移動は そのやり方を誤れば 体全体 即ち 体の重心と一緒に 頭も 同じ方向に動くことになる。

軸がブレない回転


ステイ・ビハインドしかし、ゴルフは 体重移動ではなく 回転運動でボールを飛ばすべきものである。 体の回転運動でボールを遠くに飛ばすのだから それが し易いように体重移動をする必要はあるものの 体重の多くを 右足 (1a) の方に移動させる必要はない。そして、スイングを通じて 体重を 左右に移動さるのではなく 回転軸上で 体を回転させる という発想になるべきである。ボディーターンで ボールを打つ意識が薄ければ フォワード スイングでは 右足で強く蹴って ボールを打つ時に 体重を左足の方に移動させるのが普通で そうなれば 頭を含め 体全体は 左に動いてしまうだろう。そうなっては ダメだから 頭を残すようにして 軸がブレない回転が出来るように スイングしなさいということだ。

インパクトで 左足 (2) の方に 力がかかっても その力を確り受け止め 同時に 頭が後ろに残るようにすれば "STAY BEHIND THE BALL" の形が出来て 安定した 効率の良いスイングが出来る理屈である。ボールを打つ瞬間まで 右足の方に ただ 体重を残しておけという意味では 決してない。その点は 注意して欲しい。"STAY BEHIND THE BALL" というと ボールを打つ瞬間まで 右足に 体重の大部分を乗せておけ というように解釈する人も居ると思うが それは 間違いだ。体重は 常時 左右の足に 一定の割合で、例えば 50:50 でも良いし 40:60 でも良いだろうが、乗っている感覚が理想と考えるべきで 右足で蹴る準備をバック スイングでする必要はあるものの 左右への体重移動をする必要はないと考えるべきだろう。出来る限り 1a : 1b = Constant。要するに、右足で蹴ったら 左脚で蹴り返す感覚で そのバランスを腹筋を使って維持することだ。それでも 体が左に行くようであれば 頭を 少し右に引くことで バランスをとるようにしよう。

背骨を右に傾け過ぎるな


しかし、そうした意識は 得てして 背骨を右に傾け 右肩を下げる という動きに通じるもので それが大きくなると 弊害を生むことになる。つまり、頭を残すように スイングするのであれば 同時に 背骨が 右に傾き 右肩が下がる動きを抑制する必要がある。背骨が 少し 右に傾くのは良いが それが行き過ぎないように。また、肩は 背骨に対して直角に 右肩が下がり過ぎないように 回転させる必要がある。

回転軸のブレを 少なくし 体の回転が安定するようにすることは ミート率を向上させるには 不可欠なことである。右足で蹴った力を 左足が受け止め 100% 回転運動に変換しなければ 体全体が左側に移動する訳で そうならないようにするために 頭を応分に後ろに引くように動かす必要が生じるが それで 頭が残っても 回転軸である背骨が 必要以上に 右に傾いて 右肩が大きく下がってしまっては 元の木阿弥である。

"STAY BEHIND THE BALL" は 言い古された格言かも知れないが その意味を間違いなく理解しているかどうか、自分のスイングを前述の観点から 一度良く見直して下さい。貴方のスイングは 頭が インパクトの前から瞬間にかけて 少し後ろに動くようなスイングになっているだろうか。この格言について 間違った理解をしていることに気付いた人も 少なからず 居るのではないだろうか。 » Harvey Penick's Little Red Book に興味のある方は、こちら。

はてなブックマークに追加
はてなブックマークに追加

www.mamejiten.com - all rights reserved
本 HP 利用上の注意

TOP