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一定のスピードでクラブを振る練習

このページのコンテンツ
• はじめに
• スイングの大きさと テンポ
• 一定のスピードでクラブを振る
• 実験的練習のミソ
• 小技への応用
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


一定のスピードドライバーや アイアンのフルショットは 勿論のこと アプローチ ショットや パットでも 通常は ボールを打つ瞬間に合わせて 力を入れ クラブヘッドを走らせようという意識が働く。しかし、ボールを打つ瞬間に力を入れる意識と それに反応した体の動きが ゴルフでは 大きなマイナス要因になる。そんな仮説の下に考え出したのが 一定のスピードでクラブを振る練習だ。

スイングの大きさと テンポ


まずは パッティングのケースで考えてみよう。10m 位のロングパットで ストロークの大きさを 30 センチ位の幅にしたら 何が起きるだろう。パターを 速く振ろうとする意識が働き ボールを打つ瞬間に合わせて 力を入れる意識が強く働くはずだ。逆に、パターの振り幅を その倍の 60センチ位にしたら どうだ。パターは 比較的 ゆっくりしたテンポで振れば十分になるから スピードを上げることよりも スピードを調整することに意識が行くだろう。しかし、パターの振り幅が グリーンのスピードを考慮した時に 大き過ぎると感じれば 普通は ボールを打つ前に ヘッドの動きを減速させてしまうような打ち方になる。ヘッドの動きが 加速モードの時にボールを打つのが良い とする考え方に反する打ち方である。従って、テイクバックを小さくし フォロースルーを大きめに という意識でパットをしている ゴルファーも 少なからず 居るはずだ。 いずれにしても、インパクトの前後で 一定のスピードでクラブを振るには 十分なパターの振り幅を確保する必要があるが 大き過ぎない 適度な大きさ と言うものがある。

ボールを打つメカニズムや意識という意味では アプローチ ショットでも 同様なことが起きる。つまり、小さな振り幅の速いテンポのスイングでショットをする人が居れば、逆に、大きな振り幅で ヘッドの動きを減速させるような打ち方になっている人も居る。お分かりと思うが、どちらも 好ましいボールの打ち方とは言えない。ゴルフでは 常に 打ちたいショットに対して 好ましいクラブの振り幅と スイングのテンポ、スピードと言うものがある。

一定のスピードでクラブを振る

さて、そこで このページのテーマである加速モードでも 減速モードでもない、つまり、一定のスピードでクラブを振る練習について 少し詳しく お話をしよう。まず、9番アイアンで 60ヤードのショットをしてみる。その時に考えることは 出来る限り ボール前後のある程度の幅の箇所のヘッドスピードが一定になるように クラブを振ること。加速させる意識ではなく 同じスピードを保つ意識という意味だ。とにかく 一定のスピードでクラブを振る意識で 体と腕を動かして ソリッドにボールを打つことを最重要課題に ボールを打つ。体の回転、腕の振り、どちらも急がずに 一定のスピードで動かし 両者をシンクロナイズさせる。腕の振りだけを ゆっくりにするのではない。

そして、それがある程度上手くできるようになったら 距離を 80 ヤード、100ヤードと伸ばしてみよう。そして、一定のスピードで 体を回転させ 腕を振る打ち方で 飛距離を伸ばせる限界まで伸ばしてみよう。ボールを遠くに飛ばそうとする意識が強くなり 一定のスピードでクラブを振ることが疎かになれば ミス ショットが多くなる。そして、そうなる直前が安定したスイングが出来る限界で それが望ましい フルショットのスイングになる。体の回転の大きさとスピード、腕の振り幅と それを振るスピード、その組み合わせは 何通りもあるが 一定のスピードで クラブを振ることが必要条件で その条件下での最適解を見つけ出す作業 ある意味 実験的練習である。そして、9番アイアンの後は ミドル アイアンや ドライバーを使って これと同様のことをしてみよう。

もちろん、飛距離を伸ばすには ヘッド スピードを上げる必要があるから スイングのスピードも テンポも 距離が伸びるに従って どちらも早くなるだろう。しかし、一定のスピードでクラブを振ることを考えれば スイングのテンポは その意識がない時に比べれば ずっと遅くなるはずで 力が入り過ぎて バランスを崩すようなことは 激減するだろう。特に、加速しようとか 早く回転しようという意識で スイングしていた人は それがなくなることで 体の回転を大きめにしても スイング全体のバランスが 圧倒的に 崩れ難い と言うことに気付くはずである。普段 クラブヘッドを加速させようとか 体を早く回転させようという意識で スイングしている人は 一定のスピードで クラブを振ろうという意識の下では 普段より 体の回転が大きくなるはずだ。

実験的練習のミソ


スイング・メカニズム
この練習は 体の回転の大きさとスピード そして 腕の振り幅と それを振るスピードのバランスが取れていれば 一定のスピードで クラブを振るという意識の下に ショットが芯を食う確率が高くなることが確認できれば まずは 成功である。次は 一定のスピードで クラブを振ることは 変えずに 少しづつ 振り幅を大きくし 距離を伸ばして行くことに挑戦してみよう。どんなクラブであっても イラスト右の 2 のスイングの箇所を 一定スピードにしようとすれば 1 は 遅め、3 は 早めのスイング スピードになる。つまり、タメの利いたクラブヘッドが走るスイングが 結果的には 出来る理屈で それが この練習のミソである。力まなくとも ヘッド スピードが出る。そんな理想のスイングに 少しでも 近づければ 実験成功と言えよう。

この実験的練習をして どんな発見をし どのように スイングを改善しようと考えるかは 人それぞれと思うが 体の回転を大きく 急がずにすることの大切さや 腕の振り方 そして 両者を シンクロナイズさせることで より安定した 所謂 リピータブルなスイングを身に付けることが出来る と感じる発見があれば 成功であろう。その発見を踏まえて 色々な試行錯誤をし 練習して頂ければ 必ずや プラスの結果に繋がることと思う。なお、自分のショットに対して、また、ショットの結果に対して 不安を感じる時は スイング 特に フォワード スイングが早くなるのが普通だと言うことも覚えておいて欲しい。ここで フルスイングを 一定のスピードでクラブを振るイメージでする練習を念頭に 下の動画を見て欲しい。


小技への応用


最後に パッティングと アプローチの話を 少し しよう。実は パッティングでは 小さなテイクバックでなくとも 上述の概念に基づいて 一定のスピードで クラブを振れば クラブヘッドは 適度な加速モードで 最も安定した動きをする可能性が高いのだ。そして、アプローチ ショットでも 同じ理屈が使えるのである。つまり、距離を 正確にコントロールする必要のあるショットでは 振り幅、そして、一定のスピードを どのように設定すれば良いのかを学ぶことで 精度は 格段に高くなる。練習で この概念の下に 振り幅と 一定のスピードを どのようにすれば イメージ通りのボールが打てるのかをチェックして下さい。今までより 少しゆっくり目のイメージが良い人が多いと思うが 一定のスピードで クラブを振ることに注力すること。そうすることで ショットの精度が改善する可能性は 高いはずだ。




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