
アメリカ取材旅行|2017年夏 (前半)



翌日は 早朝から シカゴ観光。ダウンタウンに 到着するや否や これぞアメリカ的な大盛の朝食 (2) を完食。そうして ダウンタウンの散策は 始まったが 生憎 昼前から夕方にかけて 小雨の一日になった。それでも 美術館 巡りなどで 有効に 一日を過ごし 最後に 予定していた Lawry's のプライムリブ (3) を頂いた。旅の疲れもあったし その日の朝食を 少し食べ過ぎたので 食欲 全開という状態ではなかったのに ウェートレスの営業トークに乗ってしまい アペタイザーに カラマリまで注文してしまったのは 失敗だった。それでも お肉だけは 完食。そんな具合で アメリカ中西部の旅は 始まった。



こうして ウィスコンシン ゴルフの旅は 始まった。この後の日程に 雨の予報もあったので 1日目の予定と 2日目の予定を入れ替えることを リクエストしていたが それは 叶えられず 最初の予定通り Blackwolf Run Meadow Valley Couse のラウンドが オンタイムで スタートした。(コースで撮影した他の写真は 後日 改めて)



ラウンド前の 練習時間は タップリあったが ウォーミングアップは 簡単に 済ませた。練習後 暫く 待った後に スタートになったが まずは キャディ (Greg) と挨拶。この日 一緒に回る予定のダラスから来た親子は スタート時間 ギリギリまで現れなかったが オンタイムで スターターの説明を受け 1番ティーへと向かった。自分は 6663-yard の Green ティからプレーしたが ダラスの親子は 7790-yard の Black ティ からプレー。21歳で 大学生の子供 (Kyle) は ゴルフ部の選手かと思わせるほど 上手だったが そうではないと言った。いずれにしても Green ティからプレーした自分は 比較的 調子が良かったので フェスキューのラフに行くことはなかったが Black ティからプレーした親子は しばしば フェスキューに苦しめられていた。5時間に亘るラウンドだったが 雨が降ることはなく 常時 青空が見える ゴルフ日和に恵まれた。風は このコースにしては 穏やかな方だったのだろうが 1 ~ 2クラブ位の風が 常時 吹いており アゲインストのホールでは 特に 難易度が高くなった。






7/1 は 2017年の全米オープンを終えたばかりの エリンヒルズ (Erin Hills) に 見学に行き 運が良ければ プレーをさせてもらう腹積もりだった。コースには 大会で使われたテントや観客席が 半分残る形で 点在しており 先日行われたばかりの全米オープンの名残があった。到着すると直ぐに 友人に 紹介されたクラブプロの Rich Tock 氏を訪ねたが 初対面の我々を快く迎えてくれ 同氏は 一緒に昼食をしてくれ コースの生い立ちから 現在に至るまでの 色々な 話を聞かせてくれた。この日が大会後の初日のオープニング・デーとなったコースでは ショットガン方式で トーナメントが行われていたが バックナインが空いていて Tock氏が 自分と 一緒に プレーをしてくれることになった。何と 贅沢にも クラブのヘッドプロと 二人でのラウンドが実現した。
10番ホールから スタートし 14番ホールまでは 順調に プレーが進行したが 15番ホールの前で 天候が急変。ホーンが鳴って シェルターへと誘導された。 降り始めたと思ったら 直ぐに 雨は 本降りになり 強風と共に 雨がシェルターの中にまで吹き込んできた。そんなことで 1時間以上 シェルターで待つことになったが 雨が止むと 天気は 強い日差しが指すものへと変わった。プレーが再開された コースには 至る所に 水溜りが見えた。その後、同氏は 9ホールをプレーし終わると 後は そこまで キャディをしてくれた Sam と 一緒に フロント・ナインを回るように言い残して 居なくなった。そんなことで 残りは 自分で キャディバッグを担いで歩く ラウンドになった。アップダウンが激しく ホールとホールが離れているこのコースを 自分で バッグを担いで回るのは 結構 疲れるものだが つい先日に 全米オープンが行われたばかりのコースでのプレーだから そんなことは 然程 気にならなかった。それでも、ラウンド後は 疲れが 一気に押し寄せてきた。







結局、雨による中断もあって エリンヒルズを出たのは 7時になっていた。その日は 前日予約を入れておいたモーテルがある ミルウォーキーと シカゴの中間に位置する町 ケノーシャ (Kenosha) まで 1時間ほど ドライブしたが そのモーテルに着いた時には 既に 日も沈みかかっていた。

