アメリカ取材旅行|2017年夏 (前半)
翌日は 早朝から シカゴ観光。ダウンタウンに 到着するや否や これぞアメリカ的な大盛の朝食 (2) を完食。そうして ダウンタウンの散策は 始まったが 生憎 昼前から夕方にかけて 小雨の一日になった。それでも 美術館 巡りなどで 有効に 一日を過ごし 最後に 予定していた Lawry's のプライムリブ (3) を頂いた。旅の疲れもあったし その日の朝食を 少し食べ過ぎたので 食欲 全開という状態ではなかったのに ウェートレスの営業トークに乗ってしまい アペタイザーに カラマリまで注文してしまったのは 失敗だった。それでも お肉だけは 完食。そんな具合で アメリカ中西部の旅は 始まった。
こうして ウィスコンシン ゴルフの旅は 始まった。この後の日程に 雨の予報もあったので 1日目の予定と 2日目の予定を入れ替えることを リクエストしていたが それは 叶えられず 最初の予定通り Blackwolf Run Meadow Valley Couse のラウンドが オンタイムで スタートした。(コースで撮影した他の写真は 後日 改めて)
この日は ラウンド後に ミルウォーキーに住む友人と夕食をする約束になっていた。6:15 PM にホテルのロビーで会う予定だったので ラウンド後は 急いで シャワーを浴び 着替えを済ませた。15年ぶりの再会になったが 近くのワイナリーのレストランで ご馳走になった。まずは 本場のミルウォーキーの地ビールを頂き その後は 赤ワイン (Pino Noir) と メインに ラム肉の料理を楽しんだ。昔話に花が咲いたが この友人のクラブのクラブプロだった人 (Rich Tock) が 現在 エリンヒルズ (Erin Hills) のヘッドプロをしているという話になった。その友人との会話が この後の旅の日程を大きく変えることになるが その話は Whistling Straits - Straits Course のお話の次にすることにしよう。
6/30 は 当初 雨の天気予報だったが 幸運にも 朝から 青空が広がった。Whistling Straits までは 宿から車で 20分程と聞いていたので 9:30 AM のティータイムに合わせ 7:45 AM のチェックアウトを念頭に 起床。ホテルの建物に囲まれた美しい中庭を まずは 散策。前の晩は 友人と外で 夕食をした後 バーで マティーニを頂いたものの ホテルのレストランで食事をしていなかったので 少し時間をかけて ホテルで朝食を楽しむことにした。そんな調子で 8時 ちょっと前に ホテルをチェックアウトし コースへ向かうことになった。
ラウンド前の 練習時間は タップリあったが ウォーミングアップは 簡単に 済ませた。練習後 暫く 待った後に スタートになったが まずは キャディ (Greg) と挨拶。この日 一緒に回る予定のダラスから来た親子は スタート時間 ギリギリまで現れなかったが オンタイムで スターターの説明を受け 1番ティーへと向かった。自分は 6663-yard の Green ティからプレーしたが ダラスの親子は 7790-yard の Black ティ からプレー。21歳で 大学生の子供 (Kyle) は ゴルフ部の選手かと思わせるほど 上手だったが そうではないと言った。いずれにしても Green ティからプレーした自分は 比較的 調子が良かったので フェスキューのラフに行くことはなかったが Black ティからプレーした親子は しばしば フェスキューに苦しめられていた。5時間に亘るラウンドだったが 雨が降ることはなく 常時 青空が見える ゴルフ日和に恵まれた。風は このコースにしては 穏やかな方だったのだろうが 1 ~ 2クラブ位の風が 常時 吹いており アゲインストのホールでは 特に 難易度が高くなった。
ラウンド後は クラブハウスにある レストランのパティオで Buffalo Wings と Caesar Salda を楽しみ その後に お土産のショッピングをして 次の目的地である エリンヒルズ (Erin Hills) から 然程 離れていない町 Mequon に予約していたモーテルへと向かった。夜は 近くのスーパーと ファーストフードのお店で買った簡単な食事をして 床に就いた。
7/1 は 2017年の全米オープンを終えたばかりの エリンヒルズ (Erin Hills) に 見学に行き 運が良ければ プレーをさせてもらう腹積もりだった。コースには 大会で使われたテントや観客席が 半分残る形で 点在しており 先日行われたばかりの全米オープンの名残があった。到着すると直ぐに 友人に 紹介されたクラブプロの Rich Tock 氏を訪ねたが 初対面の我々を快く迎えてくれ 同氏は 一緒に昼食をしてくれ コースの生い立ちから 現在に至るまでの 色々な 話を聞かせてくれた。この日が大会後の初日のオープニング・デーとなったコースでは ショットガン方式で トーナメントが行われていたが バックナインが空いていて Tock氏が 自分と 一緒に プレーをしてくれることになった。何と 贅沢にも クラブのヘッドプロと 二人でのラウンドが実現した。
10番ホールから スタートし 14番ホールまでは 順調に プレーが進行したが 15番ホールの前で 天候が急変。ホーンが鳴って シェルターへと誘導された。 降り始めたと思ったら 直ぐに 雨は 本降りになり 強風と共に 雨がシェルターの中にまで吹き込んできた。そんなことで 1時間以上 シェルターで待つことになったが 雨が止むと 天気は 強い日差しが指すものへと変わった。プレーが再開された コースには 至る所に 水溜りが見えた。その後、同氏は 9ホールをプレーし終わると 後は そこまで キャディをしてくれた Sam と 一緒に フロント・ナインを回るように言い残して 居なくなった。そんなことで 残りは 自分で キャディバッグを担いで歩く ラウンドになった。アップダウンが激しく ホールとホールが離れているこのコースを 自分で バッグを担いで回るのは 結構 疲れるものだが つい先日に 全米オープンが行われたばかりのコースでのプレーだから そんなことは 然程 気にならなかった。それでも、ラウンド後は 疲れが 一気に押し寄せてきた。
結局、雨による中断もあって エリンヒルズを出たのは 7時になっていた。その日は 前日予約を入れておいたモーテルがある ミルウォーキーと シカゴの中間に位置する町 ケノーシャ (Kenosha) まで 1時間ほど ドライブしたが そのモーテルに着いた時には 既に 日も沈みかかっていた。
7/2 は 朝 9時に ケノーシャのホテルを発ち シカゴに着いた時に泊まった宿に戻ることになっていたので 1時間ほどの運転をすることになった。ホテルでは 幸い 直ぐに チェックインが出来た。荷物を降ろして 一休みかと思いきや 宿から 20分ほどの所にあるパブリックコース Fox Run Golf Links に向かっていた。シカゴ郊外のシャンバーグ (Shamburgh) という町の 所謂 居住地区内にある 18ホール、パー70 のコースは 日曜日と言うこともあって 賑わっていた。カート付きで 1ラウンド $45 のコースだが 初心者と思われる人も多く、加えて、狭いホールの多いこともあってか 4時間半のラウンドだったが 待ち時間が長いと感じるゴルフコースだった。
明けて 7/3 は 朝から このページのコンテンツを作成する作業に取り掛かった。ホテルのチェックアウトのリミットの 12時まで 作業をし 夕方 5時発のニューヨーク行きの便に乗るために シカゴ・オヘア空港へと向かった。ここからは 今回の旅の後半が始まる。次回のレポートは 日本に帰ってからのことになるかも知れないが お楽しみに。