| 2008年 ライダーカップ
(Ryder Cup)
9/19 - 21
に アメリカ、ケンタッキー州のルイビル郊外にあるバルハラ G. C. (Valhalla Golf Club) で行われたライダーカップ (第 37 回) は アメリカとヨーロッパのトッププロゴルファーによって構成されるチームによる対抗戦だが、初日からリードを奪ったアメリカチームが、16.5 対 11.5 という得点差で勝利し、ヨーロッパの四連勝を阻止した。
各チームは
12人の代表選手からなり、初日と二日目には、それぞれのチームから 午前と午後に それぞれ
8人 (4チーム) の選手が、4試合、4試合の 8試合、二日間で 16試合を行ない、そして、最終日は
12人全ての選手による個人戦のマッチプレーを行うゲーム形式である。
初日も二日目も 午前中は フォーサムズ・マッチ、つまり、二人の選手が交互にボールを打ってプレーを行なう (オルタネート・ショット・フォーマットとも呼ばれる)
方法で競技が行われ、午後には
フォーボール・マッチ、即ち、二人一組のチームのベストボールによるマッチプレーが行われる。それぞれ、18ホールのマッチプレーで 勝ったチームが 1ポイントを獲得し、タイの場合は
0.5ポイントを分け合うことになる。三日間で 合計 28ポイントを取り合う訳だが 14.5ポイント以上を取ったチームが勝つというルールである。(ただし、同点の場合は
前回勝者が カップをキープし、勝者となる。) ゴルフの競技方法
二年に一回開催されるライダーカップは、2001年の大会が 9/11 のために翌年に変更され、それまでは 奇数年の開催であったものが偶数年になったという経緯があるが、その代表は ツアーの成績をベースにしたポイント制で
10人の選手が選ばれ、さらに、キャプテンが 別途 2人の選手を任意に選出し 12人のチームを構成するというシステムであった。しかし、2008年の場合、アメリカは 8人をポイント制で選出し、4人が 所謂 Captain's Pick (CP) となり、結果として トップ 12人 以外の選手 2名 (J.B Holmes, Chad Cambell) が任命された。以下が第 37回ライダーカップ両チームの選手だが、エースとなるべきタイガー・ウッズが欠場するアメリカ・チームは、ホームゲームとは言え、劣勢と言われていた。
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アメリカ (ホーム) |
ヨーロッパ |
キャプテン |
Paul Azinger |
Nick Faldo |
1 |
Phil Mickelson |
Padraig Harrington |
2 |
Stewart Cink |
Sergio Garcia |
3 |
Kenny Perry |
Lee Westwood |
4 |
Jim Furyk |
Henrik Stenson |
5 |
Anthony Kim |
Robert Karlsson |
6 |
Justin Leonard |
Miguel Angel Jimenez |
7 |
Ben Curtis |
Justin Rose |
8 |
Boo Weekley |
Ian Poulter |
CP/9 |
Steve Stricker |
Graeme McDowell |
CP/10 |
Hunter Mahan |
Martin Kaymer |
CP |
J.B. Holmes |
Oliver Wilson |
CP |
Chad Campbell |
Soren Hansen |
かつては アメリカ対イギリスの対戦で アメリカが圧倒的な強さを見せていたが、1979年以降、アメリカ対ヨーロッパという形式になり、力が均衡したばかりでなく、最近では ヨーロッパの勝率が勝るようになっている。2006年の大会が終わった時点では 過去
6回のライダーカップの成績が ヨーロッパの 5勝 1敗という状況であった。アメリカが
最後に勝ったのは アメリカのブルックラインにある The Country Club
で行われた 1999年のライダーカップだが、その時は 10-6 で ヨーロッパがリードをして迎えた最終日に
アメリカが 8.5 対 3.5 というスコアで奇跡的とも思われる大逆転をしている。しかし、ジャスティン・レナードのロングパットが決まって
アメリカの勝ちが決定した時に、アメリカ選手の多くが騒ぎ過ぎて顰蹙をかったというエピソードもある。
一方、2006年のライダーカップは アイルランドの The K Club で行われたが、初日からヨーロッパがリードを奪い、最後まで、アメリカに付け入る隙を見せずに圧勝する形になった。最終日の個人戦に勝ったアメリカ選手は、僅かに、ウッズ、シンク、バープランクの
3人だけで ヒュリック、ミケルソン、トムズ、ディマルコなど世界のトッププレイヤーを何人も擁するアメリカにとって、惨めな結果に終わった大会であった。
そうした歴史的背景下で行われた 2008年のゲームであったが、ブー・ウィークリー、J.B. ホームズ、アンソニー・キム、ハンター・メイハンなどといったルーキーの活躍もあって、逆に、アメリカチームは 初日からリードを奪い、16.5 対 11.5 と 5ポイントの差を付けて 9年ぶりにカップを奪還した。 詳細 |