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ギャップウェッジの使い方

サンドウェッジと ピッチングウェッジのギャップを埋めるクラブが ギャップウェッジで、アプローチウェッジとか ピッチング・サンド (PS) なども呼ばれるクラブだが、このクラブには 色々な使い方がある。

ギャップ・ウッェジクラブのスペック的に 最も一般的なものは ロフトが 52° 前後のクラブで バウンス角が 8° 程度のものだが、通常は ピッチング・ウエッジに比べ、シャフトが 0.5 インチほど短く、クラブの重量も重めになる。しかし、最近のアイアン・セットの中には、ピッチングウェッジのロフトが 44° と昔のセットの 9番アイアン並みに立っているものもあるから、そうしたセットでは サンドウェッジが 56° であれば、50° くらいのギャップウェッジを入れれば クラブの流れが良くなる訳だ。

いずれにしても、ギャップウェッジは 10° 近くあるサンドウェッジとピッチングウェッジのロフトの開きを埋めるためのクラブとして 飛距離の面で 重要な役割を果たすクラブだが、色々な使い方が出来るクラブだから その特性を十分理解して上手に活用したいクラブである。以下は 実際に販売されている ウェッジをチェックしたい人のために用意したリンクで 市場で実際に売られているクラブのスペックや価格が(ブランド別に)チェックできるものだ。

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まず、チップショットや ピッチ アンド ランなど 寄せのシーンでの応用について考えてみよう。ギャップウェッジは ソール幅がサンドウェッジほど厚くなく、バウンス角も そう大きくないから、短く刈られたフェアウェイや比較的タイトなライからでもアドレスした時に リーディングエッジが さほど浮かないので スクウェアに構え易く、そうした点が 使い易いと感じる人は少なくないだろう。また、ピッチングウェッジより 少しボールが 高く上がる分 速いグリーンでのチップショットでも ある程度クラブを振るショットをすることが出来るので、そうした意味で 利用価値が高いと感じる人も多いはずだ。つまり、フェアウェイやカラーからボールを少し上げてアプローチしたい時に大変便利なクラブということになる。

一方、サンドウェッジでも打てる距離のショットを ギャップウェッジで打つという使い方も 利用価値の高いものだ。慣れれば、飛距離の調整も 高い精度で行えるはずで、特に、サンドウェッジのフル・スイングのような距離のショットを ギャップウェッジで打つという使い方は 是非 マスターして欲しいショットだ。ボールの高さやスピン量を抑えることが出来るので 風の影響を少なくするというメリットもある。弾道をより低く抑えることの出来る ノックダウンショットの打ち方、使い方を覚えると さらに大きな武器になるだろう。 詳細

また、少し硬めの砂のバンカーからのバンカーショットにも適したクラブである。硬い砂のバンカーでサンドウェッジのような大きなソールのクラブを使った場合は クラブが弾かれてしまう可能性が高い。一方、ソールが薄めなギャップウェッジでクラブを確り砂の中に入れるように打つことで、硬めな砂でも上手くバンカーショットを打てるはずだ。砂の硬さによって、フェースの開き方は、調整した方が良いだろうが、雨の後のバンカーなどでは、フェースを開かないようにしてみると良い。ギャップウェッジでのバンカーショットは、ボールがバンカーからどのように出るかのイメージが確り頭に入るまで練習してから実戦で使って見ると良いでしょう。

以上、ギャップウェッジは色々なショットに応用できるクラブだから、是非、その様々な使い方を研究して マスターして欲しいクラブである。

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