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ショットの正確さ

冬のゴルフどんなに寒くとも ゴルフは止められない。そんな ダイ・ハードな ゴルファーも居るだろうが、冬の間は ゴルフクラブを仕舞い込んでしまう人も少なくないだろう。寒さが苦手な人にとっては 賢い選択と言えるかも知れない。しかし、3ヶ月も、4ヶ月も ゴルフクラブを振っていなければ、機械が錆付くように、スイングも滑らかさを欠き、なかなか コースでは思うように行かないことも多くなる。

そこで シーズン到来が目前に迫った今、どうしたら そんなシーズン始めのゴルフを楽しむことが出来るか、また、シーズン始めにやるべきことは何か。どんな心構えで ゴルフをし、何をやるのが理に適っているのかなどについて 考えてみたい。そんなシーズン始めにやって欲しいこと、考えて欲しいことは 大きく分けて 四つある。それは、(1) 道具のチェック、(2) 心の準備、(3) 体の準備、(4) スイングの調整と改善である。

(1) 道具のチェックでは、まず、グリップが古くなっていないか。そして、欲しいクラブが何かなどを考えてみる良い機会である。毎年、冬の間に新しい (イヤー)モデルが出る。それが 出揃うのが 2月末から 3月の始めだ。新しいモデルを買うにせよ、型落ちになった、車で言えば新古車のようなモデルのクラブを割安に買うにせよ、春はタイミング的に悪くない時期である。新しいクラブを手にし、今シーズンこそはスコアを良くするという意気込み、また、期待を持って新たなシーズンを迎えることで ゴルフは一段と楽しくなるものだ。モチベーションも高まるし、ゴルフ上達のきっかけにもなる。新しいクラブで、新しいシーズンを迎える。やる気が 沸々と湧いてくるだろう。

(2) 心の準備では 前述のような やる気を奮い立たせるような側面に注目する必要もあるが、同時に、自分のゴルフを良く見つめなおして、希望や目標を明確にし、その希望と目標を達成するために何をすべきかを考えてみよう。一方、シーズン始めのラウンドでは、実力以上に自分に期待し過ぎないことも重要だ。始めは、昨シーズンの自分の平均的なスコアが出せなくても当たり前。10ストロークは悪くなる 位の心構えが適当であろう。期待が大きくなければ、多少、スタートが悪くとも、気落ちせずにラウンドが出来るもの。ラウンド中は集中してベスト・エフォートを最後まで続けることが大切なことは言うまでもないが、期待以下のプレーしか出来なければ、集中力が切れたり、投げやりになり 後味の悪いゴルフになりがちなもの。そんなことにならぬよう、スコアに関しては控えめな期待でスタートしてみよう。

(3) 体の準備だが、長い間 運動らしい運動をしていない人は 特に それを心掛ける必要がある。練習場に行って 一度は練習をしてから本番に臨んで欲しいが、そんな練習場の練習も シーズン始めには 工夫をする必要がある。春と言っても、まだ、気温は 然程 高くないから、ゆっくり、少しずつ 体を動かすこと。ハーフ・スイングのコントロール・ショットを沢山打ってから フル・スイングの練習へ。場合によっては、フル・スイングは数発打って終わりにする位で良いだろう。ボールをクラブヘッドで確り捕らえて打つことに焦点を当てた練習を沢山して欲しい。バランス良く、リズム良く、ソリッドにボールを打つ。それが重要なことである。

最後は、(4) スイングの調整と改善である。少しでも ゴルフから離れていた と言うことは、悪い癖や思考パターンからも遠ざかっていたことである。そのような時に 新しいことを学んだり、レッスンをしてみると効果が出るものだ。新入社員や新一年生のようなフレッシュな気持ちで 新たなスイングや技に挑戦してみる。例えば、ゴルフ・スイングの理論の本を読んで その理論を自分のスイングに取り入れてみたり、ゴルフ・スクールに通って自分のスイングを見てもらったりする。そんなことを考えてみるのにも 春は良い時期だ。貴方も 何かを考えてみては如何だろうか。

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