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方向性重視のショット

どんな場合でも ショットは 1) どこを、2) どのクラブで、3) どのようように打っていくか、というように考えて 攻め方を決め、イメージを作って、ショットを打つものであるが、どのようなショットのバリエーションを持っているかによって、ホールを攻め方は変わってくるものだ。

例えば、狭いホールのティー・ショットでは、距離よりも方向性を重視したショットを打ちたい訳だから、そうした時に頼れる 狭いホール用のショットが レパートリーにあれば 大きなプラスになる。

その時に まず 考えるべきことは、スイングを変えることで方向性が良くなるか、つまり、方向性重視のスイングというものが出来るかということである。

例えば、普段より短めにクラブを持ってスイングをコンパクトにすることで、通常のドライバーの飛距離の 8-9割の距離で安定したショットが打てるとすれば、それを狭いホールを攻める時に使うというアプローチが考えられる訳だ。個人差はあるだろうが、方向性重視のスイングを考えるのであれば、以下のようなアイデアが出てくるはずだ。

1) クラブを短く持つ
2) スイングをコンパクトにする
3) スイングをゆっくりにする
4) フェードボールを打つ

以上のアイデアをベースに、色々な打ち方を練習場で研究してみると良いだろう。もちろん、練習の目的は実戦で使えるショットの研究ということだから、ショットの安定性やミス・ショットのパターンなどをチェックする訳で、例えば、フェードボールのイメージで打つと 左に行くことがほとんどない ということが発見できたとすれば、左が OB のホールでは、そうしたショットの応用を考えるという発想になる訳だ。

しかし、人によっては 前述のようなコントロールをしても 飛距離が落ちるだけで方向性などの安定性が向上しない人も居るかも知れない。そうした人は、ショットの打ち方を変えるアプローチでは、上手くコース・マネジメントができない訳だから、フェアウェイウッド、ユーティリティ・クラブ、ロング・アイアンなどを使うアプローチを考えることになるだろう。そうした場合でも、それぞれのクラブで、自分のミス・ショットの傾向のようなものをチェックしておくことは コース・マネジメント上 有益な情報になるだろう。

通常、狭いホールで プロは、フェアウェイ・ウッドやロング・アイアンなどを使うことが多いが、ドライバーを短めに持って打つ打ち方やフェード・ボールで打つなどの調整でも良い訳だ。また、左(もしくは、右)には、行かない打ち方というのを持っているとコースの攻め方に幅が出てくるから、そうした打ち方なども研究してみるのも一案。色々と試してみて、自分に合った打ち方を見つけることが重要である。

さて、狭いホールでも使えるショットを身に付けたら、次に考えたいことは、そうしたショットの使い方(所謂、コース マネジメント)である。当たり前のことだが、OB やハザードに打ち込んだ場合は ダメージが大きい訳だから、そのリスクが少なくなるようにターゲットを設定する。例えば、右が OB であれば、フェアウェイの左サイドを狙うといった調整だ。また、ドッグレッグのホールでは、コーナーまでの距離を良く考えて、ターゲットを決めるべきだが、コーナーを狙って行くのは、得策ではないことが多いことも知っておきたいものだ。

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