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数字とゴルフ - 意識、思考、行動の仕組み


数字数字、正確には 数 または 数値と言うべきだろうが、200ヤード以上は飛ばしたいとか、100 を切りたいなど、ゴルフをしている時に数字(数値)を意識することは多い。当然のことながら、次のショットを どのクラブで打つか、ゴルフで まず最初に考えるのが ターゲットまでの距離という数字だ。しかし、その数字によって ゴルファーの意識や思考パターン、そして、行動は大きく左右され、それが パフォーマンスに悪影響を及ぼすことがある。

さて、そこで 「意識」 と 「思考」 という二つの概念について考えて見よう。意識は 心、そして、思考は 頭と密接な関係があり、意識が行動を起こすエネルギーを生み、思考によって その行動の質が決まるという関係だと考えれば良いだろう。つまり、意識が強く、思考が深ければ、質の高い行動、即ち、高いパフォーマンスにつながる訳だ。逆に、意識が低く、思考も浅ければ、ミスを連発し兼ねないのである。

360ヤードと 390ヤードのパー 4 のホールを プレーする時のことを考えてみよう。仮に、あなたが 普段、普通に打って ドライバーの飛距離が 230 ヤード程度であれば、360ヤードのホールなら、上手く打てれば セコンド・ショットは 360 - 230 = 130 ヤードと言う計算だから ショート・アイアンで打てるなどと考えるだろう。一方、それが 390ヤードのパー 4 になると 390 - 230 = 160 ヤードの計算だから、あと 10ヤード以上、つまり、240ヤード以上飛べば 残りが 150ヤード以下のアイアンでグリーンを攻められる距離だから 飛ばすことに つい意識がいく。その結果、他の大切なことに意識が配れなくなるばかりか、ショットには必要以上に力が入ることになり、ミス・ショットになる可能性が極めて高くなる。

また、ティー・ショットで OB が気になるから スプーンで打とうと思ったのに 390 という数字を見たことで ドライバーを握ってしまう。その結果、飛ばそうという意識と OB は避けたいという意識が混在することになり(何に集中するのかも分からない状況が生まれ)何時ものショットからは かけ離れたスイングになってしまう。大失敗をする典型例の一つで、絶対に避けたいパターンだと言えよう。

勿論、こうした意識と思考、そして、行動の変化は 人によって、また、その時に置かれた状況によって異なるものだが、上の例のような意識と思考によって起こした行動が悪い結果を生む原因になることが多い。きっと、貴方にも 思い当たる節があるはず。数字の悪戯(いたずら)とでも言うべきだろうか。

黄色信号実は、ゴルフで数字が普段の思考パターンや行動を変えてしまう時は黄色信号なのだ。ちょっと立ち止まって、いや 何時も通りのショット、また、冷静なマネジメントに徹しよう。そんな、意識が働けば良いのだが、そうしたことは意識していなければ、なかなか出来ないことだ。ショットの前に何時もと違う考え方や行動をしていないか、常に注意を喚起する。数字と何時も向きあってプレーをする必要のあるゴルフでは 数字が 普段の思考パターンや行動を変える原因になることは多々ある。例えば、100 切りを目標にプレーしている人が、最後のホールを ダブルボギーでも 100が切れるとなった時、そこで トリプルボギー以上になってしまうようなことが良く起きる。それは 100 という数字、また、ダブルボギー (2-over) という数字(スコア)を 意識したことで、普段の思考パターンや行動が大きく変えられてしまった結果である。

そこで、数字が普段の自分の思考パターンや行動を変えそうだと思われた時に何をすべきか。自分なりの対処法を用意しておくこと。そんなことは考えたこともない人が多いだろうが、ゴルフでは そうした知識と準備が役立つものだ。色々な アイデアがあるだろうが、まず第一に、基本は何時もと同じ、平常心を保つこと。そして、そんな時は数字以外のものに意識を向けることが効果的だ。例えば、250ヤード飛ばしてやろうではなく、自分のベスト・ショットが どうしたら打てるか。バランスとか リズム、テンポといったような 数字からかけ離れた より定性的な目標に意識を向けみよう。ショットと数字(量)の関係ではなく、その質を意識し、普段どおり、ナイス・アンド・スムースに ショットをする。

Quality matters more than quantity.

次回プレーする時に、自分の意識と思考が数字にどれ位影響を受けるのかという ことを注意深くチェックして欲しい。前述のような 悪い結果を呼び込み兼ねない意識と思考、そして、行動をする傾向を発見し "なるほど" と思う人は大勢居るずだ。自分の短所をなくすには、自分を良く知って 理解することから始める必要がある。

ゴルフに限らず、数字や見た目(量的なもの)に影響を受けて自分を見失ってしまうことは良くあることだ。ワンランク上の自分になりたい、もっと高いパフォーマンスを挙げたい。誰もが考えることだが、量ではなく、質に目を向けてみよう。また、「今」 何をすべきか、そして、「日々」 何をすべきか。そんなことも意識して、考え、行動に移してもらいたいのである。プレー中は 自分に出来る 「今」 のベストが何か、それを意識し、質に拘って 集中するすることである。ただ、結果だけを求めて自分の願望を優先させても 良い結果は生まれない。どんな時でも 数字や願望に悪戯されぬよう意識を払い、プレーの質を高めるために集中する。そんな ゴルファーになって欲しい。


 

 
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