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全米オープンコースの難易度

2007年の全米オープンゴルフ選手権(於 Oakmont C. C.)は 4日間のトータル 5オーバーというスコアで エンジェル・キャブレラ(Angel Cabrera)が優勝したのを覚えているだろうか。また、その前年、2006年の全米オープン(於 Winged Foot G. C.)でも 5オーバーという スコアで ジェフ・オーグルビー (Geoff Ogilvy) が優勝しているが、どちらも オーバーパーでの優勝である。

全米オープン|U.S. Open では コースの状態を 極限の難しさにまで高めて アンダーパーでは プレーすることが出来ないような設定を試みる訳だ。しかし、コース設定によっては 優勝スコアが -20 というようなスコアを出す力を持っている世界のトッププロをしても アンダーパーを出せないコースの難易度とは、一体どんなものなのだろうか?

2007年の全米オープンの練習ラウンド後に タイガー・ウッズが その難しさを形容するにあたって 「ハンデ 10 の人が プレーをしても 100 を切れないくらい 難しいセッティングになっている」 とコメントをしたことがある。それにしても、全米オープンのコースで 100 を切るには どんな実力が必要になるのか。我々アマチュアプレーヤーにとっては 大変 興味深い 疑問である。

まず、第一に コースが難しい理由は ラフの深さにあるとも言えるが、そのラフの状態というのは 下の写真のような感じである。2006年 全米オープンの様子だが、力のあるプロでも、こんなラフにボールを入れたら お手上げなのだ。

“xx”

加えて、グリーンの速さもあるが、距離の長さが 物凄い。オークモント C. C. の場合は 7259ヤード、パー 70 という設定だったが、ショートホールの平均距離は 224ヤードで、その 8番ホールは 何と 288ヤードもある。また、パー4 では 470ヤード以上のホールが 5ホールあって、その平均は 424ヤード、そして、ロングホールも その平均が 638ヤードもある。

さて、2008年の全米オープンは Torrey Pines G. C. で 6/12 - 15 に行われるが 今回は ちょっと面白い企画がなされている。Golf Digest と USGA とが企画したものだが 普通のアマチュアが 全米オープンのコースを 全米オープンの設定でプレーしたら どうなるか、ということを検証するための ショーである。

USGA がサイトで公表している情報によれば、4人の USGA 公式ハンディキャップを持つ アマチュア プレーヤー(内 1人は 一般視聴者で 3人は 有名人)が、プレーする様子を ビデオに撮って編集し、1時間番組として NBC が 6/15 のトーナメント最終日に 全国放送で放映することになっている。

結果は、タイガー・ウッズのコメントのとおりになるのだろうか? 多分、日本でも、この放送は 放映されることだろうが、皆さんの予想は、どうだろう?

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