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テーラーメイド 新作 ドライバー スライダー (SLDR)


テーラーメイド (TaylorMade Golf) の新作、スライダー (SLDR) が発売されたが、今回の新製品の評価は際立って高い。ご存知のように、テーラーメイドは白いクラブで成功を収めたこともあり、白の R シリーズ発表以降、ロケットボール (RBZ)、グローレなど、殆どの新製品が ホワイトだったが、今回はその流れを大きく変えたものだ。

新作 SLDR は 右の写真のように コンベンショナルなカラーの黒系で、ヘッド形状も 洋ナシ形と 原点回帰した観がある。ところが、そのデザインの詳細を見てみると 新しいアイデア、そして、細かな配慮が満載。CG (重心) を低く、また、浅く フェース面に近い所に置き、ハイ・ローンチ・アングルの ロー・スピン・ボールで 飛距離をマックスにという考え方だが、それ以上に注目したいのが、クラブを構えた時の安心感に配慮したデザインだ。

まず、右の (P1) である。ロフトとフェース角、そして、フェース面の形状によって クラブフェースの見え方は 変わってくるが、それが スクウェアに見えるよう 可変機能 (詳細後述) を 上手く使える工夫がなされている。引っ掛けやプッシュアウトの出るイメージを持ち難い フェース面の見え方と言うことだ。

加えて、(P2) のメタル・プレートと SLDR 及び そのライン (拡大部) である。これによって、ターゲットに対して クラブがスクウェアに構えられているという安心感がさらに増大される。

もちろん、(P3) のスライド式の ウェイト・システムは今回のスライダーの名前の由来でもあり、目玉である。ソール部に組み込まれた目盛りの上を 18g のウェイトが 自由にスライドし固定されるもので、これによって、重心角を ドロー・バイアス (ヒール側にセット) から フェード・バイアス (トー側にセット) まで 大きく、しかも、簡単に 変えることが出来るメカニズムだ。

さらに、(P4) による ロフトの調整だが、そのスタイルは最近のクラブに良く見られるソール部のネジ式のもので、これも簡単に調整できるシステムである。

テーラーメイド・スライダー

個人差は多少あろうが、フェース面はある程度見えた方が安心感につながる訳で、ロフトを極端に大きくしなくとも それが見え、しかも、フェース面が多少オープンな感じでも ボールがつかまって スライスの出難いヘッドが、多くの人にとって 理想と言えるが、それを実現したドライバーだとも言えそうだ。このクラブを使ったアマチュア・ゴルファーの多くが、構えた時の安心感や自信を持ってクラブを振ることの出来るフィーリングを 評価している点は 注目に値するものであろう。

ロフトは、8°、9.5°、10.5°の三種類で (可変式) がある。スライスに悩んでいる人は 可変式の機能を使って色々な設定が出来るものの 10.5°を買って、ウェイトを ヒール側に固定し、クラブフェースを なるべくスクウェアに構えて打てるようなセッティングで使って欲しい。

価格的には、どのシャフトを選ぶかによって 58,000円 - 76,000円程度 (9/27 - GDO) となっているが、今までのテーラーメイドの ドライバーの販売価格と同水準だ。価格の最も低いクラブのシャフトは テーラーメイドのオリジナル・シャフト (TM1-114) で、重量は R = 54g、SR = 56g、S = 59g、X = 62g で、トルクは R/SR/S/X が 4.6/4.2/3.7/3.4 の中調子となっている。誰にも使い易いシャフトのスペックだがら 特別な好みがなければ (わざわざ高価なシャフトにする必要はないので) これを オススメしたい。 » このクラブの詳細を見る
 
 
 
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