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2 レバーシステム
 
 
1968年にイギリスの The Golf Society of Great Britain が監修した Search for the Perfect Swing という本があるが、その中で ゴルフスイングを 理解するために 2 レバー システム (2 lever system) という概念が 紹介されている。腕が upper lever で クラブが lower lever、そして、その二つを つなぐものが リスト (wrists) であり、この 2 レバーと リストの関係を 良く理解することが、良いゴルフスイングを 理解する上での鍵である と説明している。

同書では、ダウンスイングで腕が落ちる動きは ほぼ 8時のポイントまでは 加速モードで、腕が そこまで落ちた時に減速モードになり、それが クラブ (lower lever) とクラブヘッドに遠心力 (CF) を生んで リストが自然とリリースされながら クラブヘッドが 加速されるというのが 正しいメカニズムであると説明している。そのリストが リリースされる時に 貯めてあったエネルギー (angular momentum) が クラブヘッドを加速し、無理なく レートヒット (所謂、タメの効いたショット) が 可能になる仕組みだと言うことだ。

まず、バックスイングで左腕が大きく曲がってしまうと、この 2 レバーシステム の conservation of angular momentum という行為が 阻害されるということである。つまり、ダウンスイングで曲がった腕が伸びる時に 遠心力が生じて、リストがプリマチュアーな (早い) 段階でリリースされてしまうので、8時の段階では リストが ほとんどリリースされてしまった状態になってしまう訳だ。従って、インパクトゾーンで この angular momentum を 上手く使うことが 出来ないというのが同書の説明である。右の動画は、正しくリリースがなされた時の状態を示したものである。
 

また、2 レバーの概念に沿ったスイングの要は リストのコックとアンコックにある訳だが、腕や手、そして、手首の力を抜いてスイングすることが 正しいリストの動きを促すためのポイントになる。そして、正しいグリップの重要性についても 十分認識する必要があるだろう。

Search for the Perfect Swing